少し休憩しよう

俺達は何時だって休む間も無くさまよった

少し話さないか

俺達は今何をすればいいのか



catch


世界は目にも止まらない速さで明日へ向かう

何も無かったかのように昨日を消して

時と共に過去は薄れ

いくら忘れたくない記憶でも

ピントはずれてぼやけていくのだろう



生きた分だけ広がる世界

迷路のような入り組んだ世界

その中に俺達は『シルシ』を残してきた

どのくらい遠くに来てしまったんだろう

どのくらい独りに慣れてしまったんだろう

でも

俺はまた一人

『シルシ』に向かって歩いていく

常に前へ進むことは

とても難しいことだから

少しでもそばに来れるか?

必ず見つけてやる



俺達は嫌でも明日を迎えて

いつかは昨日を忘れる

景色が変わってしまっても

俺達が残した『シルシ』は永遠に消えない

苦しいことは

一人で抱え込むな

少しでもそばに来れるか?

すぐに手を掴んでやる



振り返ればほら

あの時を忘れない為の『シルシ』が

常に前へ進めない俺は

よく帰ってきているから

何時でも戻ってこい

すぐに手を引いてやる






thema music BUMP OF CHICKEN 『メロディーフラッグ』







アトガキ



脱☆黒背景!!(笑

さてさて、今回は一人で突き進もうとするクラピカに対するレオリオ視点の詩です。

クラピカより扱いにくいですね…レオリオは。

一番ストーリー的に進展してないのもレオリオだし。


ところで。

3つ目にもなるとさすがに気付いて頂けたでしょうか?

実はタイトルの頭文字が全部『c』なんですよ!

ちなみにタイトルを和訳すると…?

converse⇒対極

captivity⇒束縛

catch⇒把握

…となり、全て漢字2文字で最後の文字が『く』になるのです!

…なんて無駄なことにこだわっているのでしょう…

しかし、もうネタが切れつつあるのでこれも何時まで続くかわからないです。

すいません、アトガキなのに長すぎですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。






write with 眞色